年末の12月に、簿記3級に独学で合格しました!
社会人になってから、何かと経理業務をすることが多く、現職でも経理担当になりました。今まではなんとなくわかっていたものの「そろそろきちんと資格を取らないと…」と思って早何年たったのか?と思い立ち、簿記の勉強を始めました。
合格体験記という大それたものではありませんが、自分の体験談をもとに誰かに役立つといいなと思います^^

- 簿記3級についての概要
- ネット試験と筆記試験 比較してどちらがおすすめ?
- 簿記3級 どんな問題が出るの?
- 簿記3級の合格に、勉強時間はどれだけ必要?
- 簿記3級の勉強は、独学?テキスト?通信講座?
- 簿記3級の勉強で、苦労した点(独学)
- 簿記3級の勉強で、逆に割り切った点
- 簿記3級を独学で進める自信がない場合
簿記3級についての概要
試験勉強の前に、簿記3級についての概要を書きたいと思います。
- 受験料金
受験料は3,300円。ネット試験の場合は事務手数料550円が加算。合計3,850円の場合が多いです(税込)。ネットから申し込みができカード決済も可能。 - 試験会場
筆記試験は、商工会議所。ネット試験は申し込みページに会場一覧があるので最寄りの都道府県を選択してご確認ください。(アカウント作成が必要) - 試験の時期
筆記試験の場合、6月、11月、2月。ネット試験の場合は会場に準ずる。ただし、時期的に休止期間を設けているケースがあります。こちらのページに記載されています。 - 試験の方法
会場での筆記試験、またはネット試験(CBTS方式)。 - 申し込み
ネット試験は申し込みページから可能。会場試験の場合には受験する商工会議所に確認したほうが確実です。(私のよく行く場所では、公立図書館などに申し込み用紙が設置されていました) - 持ち物
身分証明書、電卓。筆記用具とメモ用紙は配布されます。(私は何かあるといけないと思い、一応自分でも持っていきました) - 合格ライン
100点満点中、70点。 - 試験時間
60分。(2級は90分)
ネット試験と筆記試験 比較してどちらがおすすめ?
私はネット試験で合格しました。とはいえ、かなり昔には筆記試験も受けています。
両方とも受験して、向き不向きがあるのかなと感じています。
- ネット試験の場合
ネット試験はパソコンの操作が必要。ですので慣れている人なら簡単です。テンキーもあります。メリットは「0カンマの打ち忘れ・打ち間違いがない」「仕訳問題で、勘定科目の候補が見られる(プルダウン)」「文字を打つことはない」という点です。
またネット試験の場合には、会場で行われていればいつでも試験を受けることができ、試験日を気にしなくてもいいという点も大きいです。勉強を計画的にやって時期を決めれば、何月でも受験できます。 - 筆記試験(ペーパー試験、統一試験)の場合
自分の手で書く必要がありますが、筆記のほうが試験としては長く歴史があります。そのため、ずっと筆記試験を受けてきたという人には慣れているはず。そういった安心感もあります。筆記試験も仕訳問題は記号で選ぶ選択式のため、選択肢は見えます。
また会場試験の場合には、試験日が6月、11月、2月と年3回です。
(一般的に、2月の試験は難易度が高いといわれていますよ、噂ですゴニョゴニョ・・・)
私はネット試験で合格しました。上記のメリット部分を読んでいただいてわかると思いますが、しっかり勉強すればネット試験のほうが簡単に感じる人は多いようです。
簿記3級 どんな問題が出るの?
問題の構成って気になりますよね。大問は3つあります。
第1問:仕訳問題(45点)
第2問:帳簿、勘定記入問題(20点)
第3問:決算関連問題(35点)
第2問は実務であまり使わないのでは?(会計ソフト導入などもあり)と思うからか、配点は低めです。周囲の数字を使って当てはめていく問題が多く、対策や勉強時間は優先順位低めでもいいかなと思います。
見てわかりますが、1問目、3問目を完全に解くことができれば合格に近づきます。
簿記3級の合格に、勉強時間はどれだけ必要?
恥ずかしい話ですが、私は約半年かかりました。勉強開始後、2か月で1度目の試験を受けて不合格。2度目に合格しました。6月過ぎから勉強を始めて8月に一度受験。12月後半に合格しています。
自分が考えていた予定よりも少し長くかかってしまいました。その原因は、勉強時間の確保の見通しが甘かったと思います。平日は仕事をして夕飯のあと1時間強、土日も毎回3時間も取れなかったのが実情です。
Xで「2か月で取りました!」とかいうポストを見るとすごく焦りました。でも自分の進めている勉強法でいくんだ!と決めたからには、人のことは人のこと。自分は自分と気持ちを引き締めて進めることにしました。
また私は会社の方針もあり残業をほとんどしていないので、規則正しく夕食を食べて気持ちを切り替えてから、勉強に取り組んだりしていました。
簿記3級の勉強は、独学?テキスト?通信講座?
私は以下のような順序で準備と対策をしました。
- テキスト
- YouTube
- 過去問題集
テキストを買って学習を開始
実際、1のテキストを買って開いたら「うーん、勉強する順番が違うかも」っていう違和感を感じました。私は実務をやっているのでわかるんですが、勘定科目すらわからない人は「現金」などの簡単な科目の仕訳からスタートしたほうがいいのに・・・と感じました。こちらの買ったテキストはそうではなかったと記憶しています。(内容自体は悪くなかったです、批判ではないです)

ですので、テキスト1本だけで進めるのはここで断念しました。でもそれが結果としては良かったです。
YouTubeをチェック
テキストだけでは無理かも・・・と感じ、YouTubeを見ることにしました。これが結果としては前進できるきっかけに。私はXをよく使うので、一緒に使って検索してみた結果、ふくしままさゆきさんの動画にたどり着きます。
ふくしままさゆきさんは、大学院まで出ている「会計をしっかり学んでいる人」です。ですので動画内の説明も上手ですし、どこが重要かもしっかりと話しています。
※発信者により動画の埋め込みが許可されていないので、ご自身で探してください。(簿記3級の動画は25コマあります。再生リストを保存しておくと便利)
ふくしままさゆきさんの動画で、ここがいいなあと思ったのは以下です。
- 理解型学習(単なる試験対策でなく、理解して解く)
そのため、大量に問題を解く、といったむちゃくちゃなことをしない - 勉強法や、試験の解き方アドバイスなども紹介している(初回)
- 学習の順番がよかった
- 「これがわからないときは、この動画をもう1回最初から見てください」と言ってくれる。わからないまま進めようとしなくてすむ
- 基礎と応用をわけて話してくれる
なので、迷ったとき、弱気になったときに、再度最初の動画を見て「あーこういうふうに言ってた」「すでにやっているプロの言うとおりにやろう」と思い素直に聞いていました。ふくしまさんのいうとおりの勉強法で合格したといっても過言ではありません。
ちなみに、1で書いたテキストは動画を見た後に用語復習などをするのに役立ちました。
過去問題集を買って学習
ふくしままさゆきさんの動画でいうとおり、私は動画の再生リストを3周したあと、4週目を見ながら同時に、過去問を解くことにしました。この問題集でつまづいたところは、動画で復習しながら再度問題集をやる。(何度やっても問題の内容なんて覚えていません。買うのは1冊で十分)
結果として1冊の問題集を3周しました。『いま合格!日商簿記3級過去問題集』です。

このテキストは過去問題集をもとに作られているので、とても実践的だと思います。またテキスト内にネット試験の体験プログラムページへのアクセス方法が書いてあります。そこで操作感に慣れるような問題も用意されているので、不安な人はそういった点でもこの問題集を買ってみるといいと思いました。
こういった市販のテキスト、問題集を自分で選べない場合には、通信講座でひと通りのテキストを集めるのはありだと思います。おそらくテキストも区切って数冊になっていると思いますので。
簿記3級の勉強で、苦労した点(独学)
私の勉強法をすべて真似してほしい、とは言いませんが、参考に書いてみます。私は独学でしたので、もし不安な方は通信教育などもおすすめします。
ノートを取る
私は動画を見ながらノートを取っていました。理由はくり返し見たり、わからない点があれば振り返りたかったため。そのため、1周目の動画視聴は、ノートを書くために話についていくのに必死なところがありました。
またノートと1番に書いたテキスト、両方見ることでも学びがありました。(テキストは私の方法では十分とは言えませんが活用できました)
でも2周目からは、そのノートがあるのでベースができており、「聞きもらした点」「1回目では気づかなかった大事な点」を追加で書き込みできたのでよかった。そういう点は試験でもおぼえているものです。ふくしままさゆきさんも実際に動画の中で「同じ講師の動画を見続けたほうが"あの時こう言ってたな"、と思い出しやすい」と言っていました。
もちろん必ずしもノートを取らなくても、動画を繰り返し見るなど、ご自身のやり方で進めるのがいいと思います。
5要素を覚える
簿記には大切な5つの要素があり、それぞれの勘定科目がどこに属するか?がわかっていないと借方・貸方のどちらに書くかわからなくなります。
資産、負債、純資産、費用、収益です。
これを、BS、PLのどちらに書くのか?も重要です。仕訳の時から意識してわかっていないと、第3問の決算書問題が解けません。(下記の図では純資産が「資本」と書かれています)

画像引用元 【簿記3級】 仕訳の4ステップをイラストで超分かりやすく解説!【Study Pro】(日商簿記3級)
勘定科目を覚える
私は独学なので、ひとりで振り返りができる方法がないと、しかし途中で嫌になる可能性がありました。実際には実務でやっているのでゼロスタートというわけではなく、勘定科目はひと通り知っています。とはいえ、勘定科目がわからない人もこれからスタートを切るはずなので、そういった人は科目一覧を作るとか、科目はノートに出てきたときに付箋で分かりやすく復習できるようにするなどがベターかな。動画に出てきた順でいいと思うので、書き留めるといいかなと思います。
私は実務であまり使っていない勘定科目は、付箋に書いてノートに貼り、目につきやすいようにしました。
簿記3級の場合は、まだ図式などをしなくても理解できる問題・内容が多いのでノートを取るのもやりやすいと思います。(2級が・・・図解がないと大変です)
簿記3級の勉強で、逆に割り切った点
全部を一生懸命に全力でやると、どうしても時間もやる気も足りなくなります。私は以下の点はあきらめて(あまり気にしないで)、取り組みました。
時間内に解く、タイムトライアルをあきらめた
勉強中は問題を解いたり、動画学習をしていますが、時間を気にしないようにしました。
動画は長いものがあったりノートを取るのが遅れることもあるので、1時間以上やってもし集中力が途切れたら明日に回したりしました。過去問を解くときも「時間内に解こう」と思わず、理解して書いているかを重視していました。
焦らない、というのは試験本番でも発揮でき、落ち着いて解くことができました。
第2問の勉強を最低限にした
ふくしままさゆきさんも初回の「勉強法」の動画で話しています。配点が小さく、実務でもあまり使わない(微妙ですが)ので、最低限にします。私の場合におこなった最低限というのは「過去問題集を解いて、ひとまず慣れておくだけ」という感じでした。
私の印象ですが、理解することも大切ですが、第2問は、勘定記入はパズルみたいな感じでした。商品有高帳などが出題された場合は問題文をよく見て数字を記入すればいいだけ。
(続きます)
簿記3級を独学で進める自信がない場合
簿記をいざ勉強し始めようとしても、こういったことが不安になってどうしようかな?って迷ったりしますよね。
- わからなくなったら、自分で調べないといけない
- そもそも、自分一人でやる自信がない。自分を律しなくては
- 毎日忙しくて、時間が取れない
- どんな教材が自分に合うのか、選べない。面倒に感じる
こういった不安もあると思うので、周りの知り合いにも聞いてみました。
そういう人には、独学よりも通信講座がおすすめ!ということで、メリットをいろいろと聞くことができました。
- 教材があるので、それに従ってペースを決めながらできる
- 専門の学校よりも費用が抑えられて、通学の必要もない
- 教材がセットで送られてきて、自分で選ぶ必要がない
- ひとりでなく、添削してくれる先生がいる
たしかに、なるほど~!今の季節(1月や2月)だとお天気が悪い地域もあるので、外に出かけなくても家で学習できるのはうれしいですよね。
通信講座なら、ユーキャンがおすすめ。参考書・問題集がセットになっていて、添削もあり。3か月標準ですが、12か月まで指導ありなので私のように「3か月でできるのかな・・・」と不安な人も安心です^^
送料無料、分割払いもできて助かりますし、もし教材が合わない場合には返送料を負担すればキャンセルもできるそうです。安心して勉強したいですし、このサポートはおすすめですね!
新年を迎えて、これから春に向かっていくにあたり、新しく簿記の資格を取るのもいいと思います。仕事だけでなくお金のことを少しわかるようになるので、日々の生活にも役立ちますしおすすめです。ぜひ少し頑張ってみませんか?