ミーニング・ダイヤリー

なんとなく思ったことにも、意味がある。そんな毎日の雑記をつづるブログ。

母の日に連絡しなかった親不孝な私

母の日


5月9日(日)は母の日。
前日の土曜日に仕事だった私は、日曜日に掃除と予定を済ませて、1週間分の料理を作り終えたのは20時前。
ワインと一緒に食事をし始めたところ、姉妹から「今日お母さんに連絡してない!」とLINE連絡が。明日仕事を早く切り上げて電話しないと!

母に会ったのはゴールデンウィーク

母には最近GWに会った。
コロナ禍の影響はあるものの、県内で自家用車で帰宅できる環境だったため、姉妹を乗せて帰省しました。
読書するために3冊ほど本を持ち、ゆっくりしようと思って準備万端。

実際にはかなりゴロゴロと過ごした。
妹に今見ている動画はどんなの?と話しながら見せたり、甥っ子姪っ子とプールで遊んだり、少し本を読んだり。
母は自営業で午前中は外に仕事に行くけれど、午後は在宅して家のことをしてくれる。
そんな母を少しでも楽させようと、姉妹で昼ご飯を用意することには精を出しました。


小さなことをすごく喜んでくれる母

私たちが昼ご飯について確認するのは、

  • 前日の夕飯の残りがあるか
  • ご飯は炊いてあるか
  • お味噌汁は残っているか


これらを確認して、少しおかずを足したり(卵焼きとか)、お味噌汁を作ったりします。
実家のお味噌汁は、市販の出汁を使わないで昆布と煮干し(時々あごだしも)を使うので時間はかかるけどおいしい。具材はその時にある野菜やキノコ、豆腐、わかめをたっぷり。

 

仕事から帰った母がいつも言うのは
「人が作ったご飯ていいねー!!!」
「美味しいねー!」

と本気で喜んでくれます。これって作ってる私たちからすると大したことじゃないんですが、喜んでもらえるとうれしいもの。また作ろうと思えます。

逆に言うと、自分がそんなにおなかの底から喜んだことってあるかな、最近?と考えました。こんなふうに笑顔で人を幸せにできるって、やはり母のチカラは大きいなと感じました。

 

母に対するプレゼントを用意してなかった

こんなふうに、普段のちょっとしたことを肩代わりすることで、喜んでもらえるのだから、「モノ」を用意するということを忘れていました。

実際、姉妹の間では「うちのドライヤー、ぼろぼろやね。今自分が使ってるのと同じものを買いたい」という話があって。今回は間に合わないけれど、次の機会に実家に帰ることがあれば持って帰りたいねという話にまとまりました。(妹は通販で鉢植えの花を用意していたけれど)

 母は年齢のせいもあるのか、過去の習慣を変えたがらない性格なので、新しいドライヤーを喜んで使ってくれるかは不明ですが、楽しい計画が姉妹に生まれたのが良かったです。

月曜日の今日、母に電話

先ほど母に電話。これまで平日仕事からの帰宅が遅かったことを知っている母は大きな声で「あらー!」と驚いた様子。
実家で食べた筍ご飯や煮豆がおいしかった、特に煮豆の作り方を知りたい、
お母さんの言うことを聞いて遅くまで残業しないようにしてるよ、
と伝えました。

 

プレゼントや感謝の言葉よりも、「また帰ってきなさいよ」という気持ちが言葉でも表れていました。
車で帰っても2時間もかからない距離、でもそれは近くて遠い。
仕事で疲れていたり、予定が入ると週末帰りにくい。帰省すると自分の部屋の掃除や料理の作り置きがやりにくくなる。


そんな不都合はあるのだけど、問題はやっぱり「母に会う回数、時間」が限られるという点。あと何度会えるだろう?と考えたとき、なるべくたくさんの時間を過ごしたいと思います。