私は今から1年半前に、Kindleを買いました。 買ったのは、Kindle Paperwhite (8GB)です。※画像はAmazonから引用。私が注文したのも、Amazonです。
実はずっと、「Kindleってどうなん?」と思っていたひとりです。でも実際には買ってよかったと思っています。今もしかすると迷っている人もいるかもしれないので、役立つといいなと思って今さらですが書いてみました。
Kindleを買ってよかったこと、メリット
私が考えるKindleのメリットは2つあります。
- 本が増えないので、収納場所がいらない
- 持ち歩きに便利になった
私はそれほど蔵書は多くない派だと思いますが、それでもアパートには小さな本棚3つ分の本があります。これ以上極端に増えると、部屋のレイアウトが気になるし本棚の買い増しも嫌なので、Kindleを買う決め手になりました。
私は実は「本は紙派」でした。その理由は、紙をめくる感じとか、本そのものの物体感が好きだから。でも現実問題としては無限に蔵書できるわけではないので、本を手放したり(売ったり人にあげたり)、捨てるなどしなくてはいけないと感じていました。
でも、実は「捨てた本(自炊した本)をまた買いなおした」という経験が数回あります。この本が、まさにそうです。だからこそ、捨てずにすむ本の入手方法も知っておきたいと思ったのです。
そういう意味で、Kindleは最適解だと思いました。
本が増えないメリットは、特に「漫画」で感じる
漫画って、1冊で終わらないことが多いですよね。例えば私が購入している「ミステリと言う勿れ」とかもそうです。今10巻まで購入しましたが、これを全部書籍で買うと収納スペースがいくらあっても足らないです。
そのため、漫画を買うにはKindleが最適だと思いました。ただKindle化されていない漫画もあります。有名なところでは「SLAM DUNK」ですね。著者の意向で、見開き2ぺージで表現しているシーンなどの世界観を大切にするためのようです。
でも、たいていの本はKindleで買えるので、少し迷ったり、「1回しか読まないかも」という本は最近はKindleで購入しています。
Kindleは、安い
Kindleは、Amazonで購入する電子書籍ですが、基本的には紙の本よりも安いです。そのため買いやすいというメリットがあります。
また、KindleはAmazonが定期的にセールをします。もともと紙の本よりも少し安いですが、さらに安く購入できるチャンスが多いということです。Kindleは汚れや折れ、曲がりなどもないので、それをさらに安く購入できるというのはうれしいですよね^^
Kindleは、コンパクトで持ち運びが楽
Kindleは、これ1つで何冊もの本を持ち歩くことができます。
外出時、「あ、カフェに立ち寄る時間があるかも」という可能性があるときはKindleを持ち歩くようになりました。今はスマホアプリも入れていますが、文字ばかりの本は読みにくいことがあるのでKindleを持ち歩いています。
Kindleは充電がわりと持つことも便利。スマホのように電池の消耗が激しくないので、あまり電池切れを気にしないで持ち歩ける点も好きです。
Kindleは、本の厚みを感じさせない
Kindleは本体が薄く、本の厚みを感じさせません。
例えば「この本、分厚くて読む気にならないんだよね・・・」「この本難しいけど、全然進んでないや」といった本の見た目のストレスはなくなると感じました。例えば私の場合は洋書を読むのがすごく遅い、というクセがあるので、『謙虚なリーダーシップ』は難しいなと感じましたが、Kindleで読んでよかったと思っています。
Kindleの基本的な使い方(これだけできれば、ひとまず)
私が1年半ほどKindleを使ってみて、まずここは!と押さえておきたい「使い方」を説明します。これだけ知っておけば、ひとまずKindleで読書はできます。
ホーム画面(ライブラリ)に戻る
Kindle画面の上部をタップ⇒左上の「ライブラリ」をタップ
※私はよくこの操作を忘れて、Google検索すること多々あり・・・
ページ送り(めくり)
スマホをフリックするように、左右に指でスワイプすればOK。私は画面中央でやっています。
文字を拡大する
Kindle画面の上部をタップ⇒画面右の「Aa」をタップし「拡大」「コンパクト」を選択
ハイライト(マーカーを引く)
引きたい箇所を長押し⇒メニューで「ハイライト」を選択します。
あえて伝える、Kindleのデメリット
本来紙の本が好きな自分にとっては、もちろんデメリットもあります。あえてお伝えします。そのうえで、Kindleと紙の本を買い分けたりすることもあります。
ペンでラインを引く感覚がちがう
私はあまり本にラインを引くことはしませんが、どうしても重要だと思う箇所がたくさんあったり、後で読み返したときにいいなと思うときはラインを引きます。ラインを引くという行為は、結構記憶に定着しますよね。
一方で、Kindleを使ってもラインは引けます。スマホのように指で押さえてラインを引きたい箇所を選択し「ハイライト」機能を使います。あとでまとめて見ることができて便利ですが、 Kindleは、本をめくるように全体をザーッと見るのは苦手だと思うので、引いたものを見ることはできても、「どの箇所に引いたか?」を探すことは難しいなと感じています。
いろんなページを参照するのが難しい
紙の本の場合は、 今自分が読んでいるところにしおりをはさんで「次の章はどんなことが書いてあるのかな」と目次を開いたり、「今の章はあとどのくらいあるのかな」と次の章を参照することができます。
Kindleだと、後者は%(パーセント)表示はできるものの、2つ以上のページを参照することは難しいですね。紙の本を離れてみて、私の場合、いちばん不都合を感じるのは個々かもしれません。
大切に扱わないと
Kindleは電子機器なので、もちろん落としてぶつけたりして衝撃を与えると故障の原因になります。紙の本は落としたりしても基本的には読めるので、取り扱いには一応注意が必要ですね。バッグに入れたときには、床やいすに勢いよく置かないように気を付けています。
防水機能は備わっているので、バスルームに持ち込んで(浴槽に沈めなければ)読むことは可能です。
私は外に持ち歩く際は、ダイソーで購入したクッションポーチに入れています。縫製はそんなにきれいではないですが、薄型でもクッションがあるので便利です。
まだまだKindle初心者で、操作になれていない点もありますが、おおむね満足です!今は私が購入した時よりも4,000円程度値上がりしていますが、読書習慣を見直したい人にはおすすめです。