はてなブログPROに契約して独自ドメインを取得。
このドメインを設定するために、前回はムームードメイン側の設定を書きました。
それだけではだめで、レンタルサーバ側の設定も必要でしたので、今回はその部分を紹介します。
今回のURL正規化には、レンタルサーバ側の設定も必要
ドメインを設定したのに、なぜレンタルサーバの設定も必要なのか?というと、「転送設定」をおこなうためです。
前回ドメイン会社側(ムームードメイン)で設定したのは、「自分で契約した独自ドメインを、はてなブログPROに反映させる」というものでした。
ただし、これだけだと、先に挙げた4つのURL、
- https://www.meaning-diary.com/
- https://meaning-diary.com/
- http://www.meaning-diary.com/
- http://meaning-diary.com/
の指し先がすべて「 https://www.meaning-diary.com/ 」にはなりません。
そのため、ほかの3つにアクセスされた際に「 https://www.meaning-diary.com/ 」に転送するという設定が必要です。
レンタルサーバで.htaccessを設定する
※この説明では、すでにXServer側の「ドメイン設定」にて独自ドメインを設定済み、
はてなブログPROにて独自ドメインを設定済み、という条件でおこなっています。
1. 対象ドメインを選択し、「設定する」ボタンをクリック
対象ドメインを選択しておきます。
2. ドメインが指定されていることを確認し(右上)、「.htaccess編集」を選択
3. ドメインが指定されていることを確認し(右上)、.htaccess編集を選択
画面が開いたら、「.htaccess編集」タブをクリックします。
4. 画面が開いたら、追加していきます
この画像が初期状態です。この部分は、削除してはいけません。
この下に、以下のソースをコピペして追加します。
例:設定したいドメインを、https://www.example.com/ とします。
ご自身のドメインに書き換えてください。
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example\.com$ RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L] RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
記述したら、「確認画面へ進む」>「実行する」で保存。
以上で、XServer側の設定は完了です。これで数分から数時間待機すると、上記4つのURLがどれも「 https://www.meaning-diary.com/ 」を指すようになります。
XServer側の設定で、注意する点
注意点は3点あります。
- XServer側で、「DNS設定」をさわらない
- 「.htaccess設定」をし、実行する
- XServer側で、「サイト転送設定」をさわらない
私が最もつまづいたのは、1番目のポイント。
DNS設定は初期状態のままにしておきます。ここではてなブログPROの設定をしてしまうと、次の「.htaccess設定」が使えなくなります。
※XServerでは、DNS設定で外部サービスを指すと「.htaccess設定」が使えない仕様だそうです。(サポートに確認済み。)
※この設定は、ムームードメインの段階で完了しておりここでは不要。
2番目のポイント、「.htaccess設定」内の記述はきわめて一般的な内容です。上記のコードを記述して、素直に実行します。初期状態のコードは絶対に削除しないでください。
3番目のポイントは、こちらもXServerの仕様。
http⇒httpsに転送したい場合でも、XServerでは同一ドメインの転送は不可。だから設定しても効かないです。(画面上で記入、設定ボタンを押すことはできますが)
実は手順にしてみると、たいしたボリュームではなかったんです。
調べ物をしたり、手順の組早生を間違えたり、余計なことをしたり・・・正しく反映するまでに3日ほど費やしてしまいました。
私と同じ悩みを持っている人に、少しでも届くといいなと思います。