sistermegです。
ブログ主の許可を得て、たまーに雑記を書かせていただこうと思いますm(__)m
「出たとこ勝負」という話のきっかけ
勤め先で昇格試験を受けようとしています。
ちなみに昇格試験自体が博打だっていう話ではないですよ笑
昇格試験は、これまでの自分の経歴・業績や今後の目標などについてのペーパーを提出し、かつそれについて面接を受けるというもの。
ペーパーに書く内容には、自社への組織貢献の視点、それを裏付ける数値データがあるとなお良いのは想像に難くありません。
しかしこのペーパーのフォーマットが、、ざっくりしすぎなんです。
人事の方のご苦労が伝わるとも言えるのですが。
- スコープやこれを書くべしという具体的な視点が示されていない
(例: 入社時からの経歴、直近3年間の成果、のようなことが要項に書かれていない) - 結果として、フォーマットの各見出しが抽象的すぎる
(例: 「主体性」「専門性」とか。え?度合いで書けばいいのか、具体的な事例で書けばいいのか?と、会社・面接官の要望がわかりにくい)
不幸なことにここ1年ほど華やかな成果がないわたしは、こういった具体的な点が示されないと書きづらいことこの上ありません。
なので、「とにかくいったん書けるだけ書いてみて、上司レビューではできれば記載を削る方向の指摘だけだといいな、その方が物理的にも気持ち的にも楽だろう」と考えました。
これをブログ主に話したところ、「うん、まず書いてみて、出たとこ勝負でいいと思う。上司にレビュー依頼するのはタダ(ノーリスク)なんだから。取り繕ったりよくわからない状況で無理にまとめようとせず、レビュワーを頼ろう」と言ってもらいました。
仕事での姿勢で大事にしていることを思い出す
「出たとこ勝負」はパワーワードだなと面食らいつつも、その言葉で、最近仕事で気をつけていることを思い出しました。
一言で言ってしまうと「拙速」「まず行動」です。上司に状況報告や提案資料の作成を求められた場合に意識しています。
もう少し具体的に細分化すると以下のような感じです。
- (よく考えたうえで)とにかく書いてみる。下手でもいい、「なんか違うな」と思ってもいい。
- 書いたものといったん距離を置く。その後、読み手の受け取り方を想像して、書き直す。図ならもしかしたら違うタイプの図になるかもしれないし、書きすぎていると感じたら削ぎ落としてシンプル化するかもしれない。
- 前項のブラッシュアップが不完全でも、今はここまでと感じたら、いったん依頼主(上司)に見せる。
完璧を求めて時間をかけすぎてしまうのはわたしの悪い癖です。
しかし早めの報告、つまりフィードバックは、(どんな内容であれその瞬間は)待っている相手を安心させます。
ちなみに同じ課にまさにこの拙速を実践している後輩さんがいるのですが、1年前に彼女のいる部署に異動したわたしには、彼女はとても良い手本になっています。
拙速の良い点
言わずもがなですが、自分のふりかえりのためにも今一度言語化します。
- 万が一上司と認識のずれがあった場合に、それを解消するタイミングを早期につくる。それにより無駄な作業時間や手戻りをを減らせる
- 上司に、自分のレベルを知ってもらう
(ある単位時間でどれだけのレベルの仕事ができるかが伝わる) - 意思決定スピードを早める練習になる
(書いてみる、見てもらう、フィードバック後の時間を確保する、など) - 上司にとって、早期の状況報告にもなる(フィードバックは状況の良し悪しに関わらず気づいたらできるだけする、でなければ相手はこちらの状況を知りようがない)
つまり、上司との信頼関係を自分から築く術でもあると思います。
まずは良い部下であれ、それが我が身を助ける
もちろん、いい加減な成果物を上司に見せていいという話ではありません。
しかし一度自分ができる精一杯でやってみて、一段落ついて、さてどうしたらいいだろう、上司の考えとは違うかもしれない、などとなったときには、拙速を心がけ、素直に相談するマインドを持ちたいものです。
少し想像力を働かせると、上司から見て少しでも気持ちの良い部下であることが仕事を円滑に進めるコツのひとつではないかと、最近思うのです。そのためには、身動きの取れない状態で抱え込んでいつまでも報告しないよりは、「出たとこ勝負」でもいいから、状況を伝える。
また、逆の立場だったらどうでしょう?自分が上司の立場だったら。部下の状況を知れたら嬉しいですよね。そんな気持ちから、上司はきっと良いアドバイスをくれるでしょう。
というわけで、夏季休暇のリラックス脳で書いた(笑)ペーパーの初版を、明日上司レビューしてもらう予定です。レビューの指摘はニュートラルな気持ちで淡々と受け止め、面接までにブラッシュアップできればと思ってます(^^)